こんにちはー!トキワです!
今回は、恐怖と安心を上手く使って人の心を動かす方法をご紹介したいと思います!
これは、有名な政治家や通販番組でも使われているテクニックです
では、見ていきまっしょう!
1.ロスフレーム(失う恐怖)
失う恐怖を与えることを心理学の用語で、ロスフレームといいます
例えば、サプリを紹介する通販番組で、「これによって健康状態が劇的に変わって毎日元気に過ごせるようになった」と紹介されていたとします
そして、番組の最後に期間限定、残りあとわずか、この価格で手に入るのは今だけ!と謳っているのをよく見ますよね
あれこそがロスフレームです。視聴者にチャンスが失われるという恐怖を与えられることによって、普段よりも判断力が下がってしまうんですね
2.ゲインフレーム(手に入れるメリットや安心)
手に入れるメリットや安心を与えることを、心理学の用語でゲインフレームといいます
上記の通販番組で例えると、「このサプリを飲み始めて劇的に痩せた」、「この家電製品で本当に掃除が楽になった」などのメリットや安心に該当する箇所です
街中でセールや特売などによって、消費者にメリットを強調するのも心理学の観点で見れば、ゲインフレームというわけですね
3.ロスフレームとゲインフレームを組み合わせる
上記のロスフレームとゲインフレームを組み合わせた説得が、最強の説得となります
心理学上、まず恐怖を与えてから安心するタイミングで頼みごとをすると、成功率が格段に上がるという仕組みがあります
政治家のスピーチで、冒頭で国や情勢が危機的な状況に見舞われていることを強調し、中盤以降から国を変えるための秘策や救いを主張し続けるのは、この効果があるからです
身近な例で例えると、
「私たちには寿命があり、人は誰でも老いて死にます。これはあなたにも当てはまります。一般人の平均寿命は80歳であるとこから、あなたの人生は残り5年前後です。」(ロスフレーム)
「しかし、このサプリを飲んだ高齢者のほとんどは、90歳まで生きており、平均寿命よりも10年長く生きることが出来るのです。あなたの人生でやり直したことはありませんか?このサプリを使って、あなたの叶えられなかった夢をもう一度実現させましょう!」(ゲインフレーム)
このように、ロスフレームとゲインフレームを組み合わせることによって、説得力に大きな拍車がかかります
まとめと人生が変わるおすすめの本
いかがでしたでしょうか?
1.ロスフレーム(失う恐怖)
2.ゲインフレーム(手に入れるメリットを強調する)
3.ロスフレームとゲインフレームを組み合わせる
日常生活だけでなく、ビジネスや営業の場でも使えるテクニックです。くれぐれも悪用はしないでくださいね笑
今回のおすすめの本は、あのメンタリストDaiGoさんの「超トーク力心を操る話し方の科学」です。ロスフレームとゲインフレームは相手の心を操る心理学です
実は、相手の心を操ることは、とても簡単で、ロスフレームとゲインフレームのように、知っている知識を使うことだけなんです。この本は、相手の心を操るためのノウハウがとても分かりやすく書いており、日常ですぐにでも使える知識が詰まっています
この本は読みやすいだけでなく、私自身も会話をする際にとても役立っているので、是非お勧めです!