こんにちはー!トキワです!
今回は、人を説得するために必要な3つのポイントを解説します!
今回紹介する方法は、レトリカルトライアングルといって、古代ギリシャから長年に渡って使われてきたあらゆる人に刺さる説得方法です
実用性のない文化や法則は、時代の流れとともに自然消滅しますが、レトリカルトライアングルは心理学で見ても効果の高い説得方法であることから、現代でも影響力のある人物が使用しているそうです
これをマスターすれば、あなたもインフルエンサーのような説得が出来るようになりますよ!
では、見ていきまっしょう!
レトリカルトライアングルの3段階
レトリカルトライアングルで相手を説得するには、3つの段階を順番にクリアしていく必要があります
1パトス(相手の分析)
2 エトス(情報源とあなたの経験談)
3ロゴス(ロジックと理性で相手の知性に訴えかける)
どんなに論理的に正しく、説得の内容が的を射ていたとしても、相手の感情に響かなければ説得は失敗します
本題の説得をする前に、エトスやパトスという方法で感情に訴えてから説得を始めると、相手に刺さる説得になるというわけです
1パトス(相手の分析)
相手を説得する前に脳内で相手の目線に立って分析をします
あなたの説得によって相手をどうさせたいのか、どんな話題を取り入れると相手は興味を持つのか、何らかのエピソードや個人的な逸話を使うべきだろうか?
これらを考えるだけで、説得の際に相手への響き方は段違いになります
相手目線に立つことによって、使うべき言葉や例えが見えてくるからですね
2パトス(情報源とあなたの経験談)
説得の場では、相手から見るとその情報は信頼出来るのか?と考えている場面が多いです
相手に訴えたいメッセージや知識がある場合には、その情報源(ソース)を添えましょう
DaiGoさんがよく使っている○○大学で行われた実験によると~という解説には、説得力がありますよね
しかし、私達が相手に伝えたい知識があってもソースについても話すのは難しいですよね(-_-;)
その場合は、でっち上げでも全然大丈夫です!
目的は、相手を説得することですから、「本に書いてあった」、「健康番組でやってた」等の曖昧なソースでも問題ありません
大事なのは、ソースを添えるということですね
そして、ソースに加えてあなたの経験談等の話も交えるとよりエトスの効果は高くなります
例えば、あなたが相手にダイエットをさせたいと思っているとします
「前にテレビで林先生が言ってたんだけど、ダイエットに1番効果的なのって筋トレらしいよ!なんか筋トレすると代謝が良くなるから勝手に体重が落ちるみたいなんだけど、私自身昔超太ってた時期に3か月筋トレしたらすごい痩せたの!」
という話しを切り出すと最高です。林先生が言っていたというソースを掲示し、かつあなたが実践して痩せたという事実が交えていますので、相手は興味をわきます
本格的な説得に切り出すのは、最終段階のロゴスの時が効果的なので、最初はこれくらいの説得で大丈夫です
まとめると、情報源であるソース(でっち上げでもOK)とあなた自身の経験や逸話を話すことで、第2段階をクリア出来ます
3ロゴス(ロジックと理性で相手の知性に訴えかける)
最後のロゴスでは、本説得の際にどのような訴え方をするかを考えます
・どの様な論法を使うべきだろうか?
グラフや表を使うのか、ボディランゲージや物を使うのか等
・どの様なトーンで解説するか?楽しく話するか?
オーディエンスに合わせることを意識します。
聞き手が楽しそうに聞いていたり目をキラキラさせて聞いているときに神妙な雰囲気で話しを始めたら聞き手は戸惑ってしまいますので、話し方はオーディエンスの様子に合わせて切り替えましょう
・あらかじめ考慮すべき反論はないだろうか?
相手に物を伝えるときは、反論を自分で用意しておく
説得を試みても相手は何かしらの反論を抱きます
反論の内容自体は、あなたがこれ突っ込まれそうだなと思う箇所だけで大丈夫です
言われた時に言い返すことが出来ないという状況になると、説得力はがた落ちしてしまいます
4まとめとおすすめの本
いかがでしたでしょうか?説得をする際には、いきなり本論から入ると、感情がノっていない分聞き手はあまり胸に響きません
まず、感情に訴えて興味をひかせてから本論で説得に入るという方法が理想ですね
実は、この方法はappleの創業者であるスティーブ・ジョブズのプレゼンでも使われています
ジョブズはプレゼンの達人として世界的に称賛されていました。プレゼンや説得が上手くなりたいという方におすすめの本があります
今回のおすすめの本は、「スティーブジョブズ 驚異のプレゼン 人々を惹きつける18の法則」です。ジョブズのプレゼンは、聞く人全員にカリスマを表し、公演を聞くためだけに何十万円ものチケットを買う人もいる程です
世界を動かすジョブズのプレゼンのノウハウが全て詰まっています。この本を読んでいるときの私は、鳥肌が止まりませんでした。本当におすすめです。
今回紹介したテクニックを使ってみるかどうかはあなた次第です。しかし、私たちが生きていくうえで、自分の伝えたいことを伝える技術というのは、切っても切り離せない事実です。
口の上手さは世渡りの上手さ
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